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「いや…そこあんまり驚くところじゃないし。
ってかあんたらバリバリボケ役やってるよね??」
唯「ふぅ…。
コイツといると調子狂うな。
あたしも行くわ」
「はい!?
なにその突如とした冷静さは!!」
バタン
涼「…なんか唯、変わったな。」
「え??」
涼「こんな短期間であんなに明るくなるとは…」
「…そう…なんだ。」
…なんか緊張してきた。
涼「お前、ウザいけど良い奴っぽいからな」
「ウザいは余計!!」
涼「唯のこと、これからもよろしくな」
「えっ。何改まっちゃって。」
涼「お前最初は唯と合わなくてキレてばっかだったけど、今日なんかすんなりお笑いに持っていってくれたりしてさ」
「いや…だって私のツッコミ精神が」
涼「ありがとう。
俺なんかじゃ、唯のこと明るくさせられないんだよな…」
「明るくさせる理由なんかないじゃん。
末永は末永であのままがいいと思うけど??」
涼「唯…
昔は明るくていい子だったんだぜ??」
「えっ??」
涼「…まあいいや。
そろそろ行こうぜ。」
「…うん」
やっぱ…
私に全てを話してくれるにはまだ早すぎるのかな…。
「ねえ…
私はいつまで部外者なの??」
涼「え??」
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