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｢仕方ないでしょ
そんなこと、知るわけないし!!｣
咲｢…よくコイツが末永さんと馴染めてるなあ…｣
涼｢そ…そんなことより!!
なんなんだよ
その噂!!｣
咲｢さあ??
知りませんよ。そんなこと
噂だし｣
結衣｢まあ…
そんな噂聞かなくても先輩の態度見てれば分かりますよね｣
涼｢先輩…って俺のことじゃねーだろうな｣
結衣｢あなたのことですけど…｣
涼｢…マジ??
俺ってそんなにわかりやすい??｣
咲｢分かりやすいも何も態度が全然違うし｣
涼｢それは幼なじみだからな｣
｢幼なじみにしては少し遠慮がち｣
涼｢だって逆らったら殺されるし｣
結衣｢いいえー。
あなたは全体的に末永さんに対して優しいんです｣
涼｢や…優しいって…(^_^;)｣
｢優しいねえ～｣
咲｢でも、二宮くんって結構ﾀﾞﾒﾀﾞﾒなとこ多いよね｣
涼｢何ｯ!?｣
結衣｢確かに…
よくそれで末永さんを捕まえられましたねー…｣
｢涼は分かりやすいから。
末永が試してるだけかもよ(-_-)｣
涼｢はあー??｣
“お前がﾀﾞﾒなとこだらけだからじゃないのか？
第一、唯様に惚れてるって分かりやすすぎだし”
不意に涼は拓也の言葉を思い出す。
コイツ等…
拓也と言ってることほぼ同じじゃねーか…
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