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君を知りたくて 少し近付いた 僕と同じ匂いがして この真ん中が痛いよ   出会っちゃいけなかった 気付いてしまった もう遅かった 戻れない そして手をのばしてしまった   君にしがみついた 孤独のように 冷たい体絡ませて 抱き締めてごめんね 今 心 楽にさせるから   ゆっくりと流れる時間に 溶けてゆく二人の秘密 目を閉じた 瞼に触れた 唇で 溢れた雫は 両手で受け止めるよ   細い指が互いに探り合う 答えなど何処にもないのに むせる程に 押し寄せる波 身を委ね いつしか僕が 君に癒されていたよ  
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