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宮崎県椎葉村。九州山地の真ん中に位置する村である。
古くは椎葉山と呼ばれ、外部との往来は閉ざされ、秘境とされてきた。
この村には、平家の落人伝説が残っている。
壇ノ浦の戦いに敗れ、椎葉山に逃れた平家の残党は、この地で自給自足の生活を行っていた。
鎌倉幕府は追っ手として、那須与一の弟である、那須大八郎を遣わして平家の追討を命じた。
しかし、大八郎は自給自足の生活を行う平家の残党を見て、追っ手を納めた。
そして、村人たちに平家の守り神である、厳島神社を建立する事を提案した。
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