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「....ッ」
なにか言いたいがあまりに突然過ぎて言葉が出なかった
そんな状態を察知したのか片岡は話し始めた
「授業中ちょうど廊下見たら愛ちゃんがコソコソとどっか行こうとしてるから保健室って嘘ついてつけてきちゃった」
「.....」
なるほど
「....で?なんか用??」
せっかくの昼寝の時間を邪魔されて不機嫌な私は冷たく言い放った
「用なんてないよ?ただ愛ちゃんと世間話でもしようかなって思って」
「.....」
昨日今日知り合った人と世間話したってそんな盛り上がるはずもない
一人でずっと話してる片岡に背を向け
私は昼寝をし始めた
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