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弁慶が恐竜のように牛若丸を襲う…
が
牛若丸はそれをスルリと交わしていく。
そのあとも、弁慶の拳は止まらず橋に直撃する。
橋の半分は跡形もなくなってしまった…
「―――ッ!!!」
弁慶は、我を忘れて怒りに身を任せていく。
弁慶の力強い攻撃をもろともせず
牛若丸は、ヒラヒラと紙のように避けていく
そして弁慶の後ろにまわると、先ほどまで吹いていた横笛で弁慶の延髄{首の後ろにあるツボのようなもの}を小突く
―ー…………。
弁慶の目の前は真っ白になった…
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