第一章 幼少期:牛若丸の激闘①

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弁慶が恐竜のように牛若丸を襲う… が 牛若丸はそれをスルリと交わしていく。 そのあとも、弁慶の拳は止まらず橋に直撃する。 橋の半分は跡形もなくなってしまった… 「―――ッ!!!」 弁慶は、我を忘れて怒りに身を任せていく。 弁慶の力強い攻撃をもろともせず 牛若丸は、ヒラヒラと紙のように避けていく そして弁慶の後ろにまわると、先ほどまで吹いていた横笛で弁慶の延髄{首の後ろにあるツボのようなもの}を小突く ―ー…………。 弁慶の目の前は真っ白になった…
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