―fortune―

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その日の夜、お母さんが約束通り人形を買って来てくれた 狐の人形だった 私は狐の人形の名前をレンと名付けた その日はずっとレンといた お母さんに頼み事をした。 それは、ロンを捨てて来て欲しい言う頼みだった お母さんは当然反対した 何故ならお母さんは誰よりも物を大切にする人だからだ でも私はロンと一緒に居るのが耐えられないと、必死に頼み込んだ お母さんは渋々了解して、ロンを捨てに行ってくれた この行為が私の運命を狂わせた
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