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できることなら忘れたい
だが夜になると魘され、脳裏に蘇る。
忘れることは許されないのだろうか?
自分のせいじゃない、と思い込もうとした。
しかしそれは無駄だった。
自分が人を殺したことには変わりがなく、それは絶対的な事実。
正直な話何人殺したかも覚えてない。
それでも顔が見えない死人達が俺の心を蝕んでいる。
いつの時代も争いは止まない。
しかし殺しが正当化される時代はない。
だからこそ、これから明かそう。
過去に何があったかを……。
知ってもらいたい。
世界で起きている悲惨なことを……
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