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駅への近道はいつも人通りが少なく静かだ…
「うぇーん。」
…ぇ?泣き声?
俺は少し気になって、その泣き声の持ち主が見える所まで行った。
その子は顔を隠すように座っている。髪はショートカットで少し茶色がかっていた。
声的に女の子。
…だけど、こういう時どうすれば良いんだ?
とりあえず「どうしたの?」と声をかけ慎重にその女の子に近づいた。
「ふぇーん。。」
ぅわー。どうしよー。
「…(汗。…お家どこかわかる?」
「…ぐすん。…なぃ。」
「じゃあ、お母さんは?」
「わかんない。」
「…えっと、名前は?」
「…春花」
…とりあえず、名前まで聞いたし警察とかに連れてったほうがいいかな?
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