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梓は安心して力が抜けたが、将悟に怒りを通り越して不審感を抱いた。
いつも将悟はあたしをいじめるケド、
今日のはひどすぎるよ。
ここまで危ないような意地悪は、
今までなかったのに。
今日はなんで?
梓は考えながら下を向いていた。
すると、将悟が梓の頭を撫でた。
今回はそんなんじゃ騙されないんだから。
一発言ってやろうと思って顔を上げた梓の目に、
予想外のものが飛び込んできた。
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