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「高橋さんかぁ……下の名前は?」
「あ……紗弥です」
「紗弥ね……名前も可愛いっvV紗弥ちゃんって呼んで良い?」
かっ……可愛いって!?
下の名前で!?
良いに決まってんじゃん!
むしろ呼び捨てで!
「良いですよ~」
にっこり笑って返事をした。
「やったぁ!いや~ぶっちゃけ入院してるとやる事無くてさ~。紗弥ちゃんが来てくれて良かったよ」
「そんなに退屈してたんですか?」
「してたしてた!看護師さんは何故かあたしの事避けるし~」
「え……」
何でだろ?
こんな綺麗で気さくな人なのに……。
もったいないなぁ~。
「何でですかね?田辺さん綺麗で気さくな方なのに」
思わず本音を言ってた。
すると田辺さんはニッと笑う。
「何でかって?それはね~……」
ガシッ!
「………え?」
一瞬何が起こったかわからなかった。
田辺さんが私の胸を鷲掴みにしてる……?
「ん~柔らかいね~。やっぱ若い子はハリがあって良いわ」
「あああああの!!何してるんですか!?」
どもってしまったけど、そんな事構ってられない。
「あたしね~女の子の胸大好きなんだぁ。だから、ついつい看護師さんが若いと触っちゃうんだよなぁ~」
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