5人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
私の名前は愛。
中学3年の時から付き合っている彼がいる。
2人の付き合いは、私の一目惚れから始まった。初恋だった。ダメもとで告白したけど、意外にも彼も私の事が好きだと言ってくれた。
彼の名前は『優人』。
私は優人が世界で1番好き。
優しいし。面白いし。いつも私の事を思ってくれてる。
でも1番好きなトコは私には絶対に嘘をつかない所。
もぅ高校生活も終わる。私は気がつくと、優人と結婚まで考え始めていた。
そんなある日の帰り道、優人の口から思いもよらない言葉がでた…。
優人「なぁ…愛?」
愛『どうしたの?』
優人「俺達、別れよぅか…。」
愛『…えっ…なんで?』
優人「俺…他に好きな子出来たから…。本当にごめん…。」
愛『…最低。』
それは突然の別れだった…。
私は優人を心の底から愛していたから、悔しさと悲しさでいっぱいで…『最低』という言葉だけを残して去った…。涙を隠しながら。
あれから10年が経った。
今は優しい旦那と子供と3人で幸せに暮らしている。
そんなある日、子供が熱をだしたので近くの大きな病院に連れていった。
最初のコメントを投稿しよう!