―自由―【繋がれた鎖】

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「ここ何処だろ?」 そう思い、寝室から出て 家の中を探索した。 私が居た寝室は二階にあったらしく、階段を降りたらリビングが目に入った。 「随分…広いなぁ~」 この家は、あの男の家なのか? あの男は一体何者? (吸血鬼…この時代に?いるはずない。じゃぁ…首筋の傷は……ありえない。) 「…はっ…はっ…ハックション!!って寒い」 窓をそっと見ると、外は吹雪で真っ白い世界が広がっていた。
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