―自由―【繋がれた鎖】

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「こそで俺はアンナに、興味を持った。だから助けようとした。のかもしれないな」 すると淋は、何やら床にチョークで書きだした。 丸い円の所にいろいろ書きだしている。 「何それ?魔法陣?錬成陣か何か?」 そう聞いてる間に淋は書きあげた。 「アンナ、陣の中に入れ。」 入ると淋は指を噛み、陣の中に血を流した。 白かった陣が赤くなった。 「これからなにをするつもり?この陣は何?」 「これから俺とお前と正式な契約を交すんだ。このまま仮契約のままだと面倒だしな。どっちにしろ、お前には帰る場所がない。なら俺と共に居ろ。お前には力になってもらうからな。」 「正式な契約をすると、私はどうなる?」 「力を手に入れる。それはお前にしか扱えない力だ」 そう言って目を瞑り、何か呪文を唱えだした。
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