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「じゃね~☆」
「明日ネ♪」
―いつもと同じ日々。―
だけど最近、ここ三日程前から、違う事が起きている。
―後ろから足音―
「!!」
ハッと後ろを向くと誰も居ない。この道は人通りが少ない。
再び歩き出すと、足音も聞こえる。
曲がり道に入り、身を潜めた。
「いつから気付いていた」
不意に上から声がした。
「私に何か?」
黒い革のブーツ・真っ黒の膝まであるコート着ている。
身長は高くて顔は見ていない。 ここらへんでは見ない顔つき。
「誰か探しているのなら他の人に聞いてください。この辺には詳しくないので」
「…お前、予死物の臭いがする。近いウチに死ぬゾ」
―死ぬ…?―
「あなた占いしか何か?」
と振り返った時には、男は居なかった。
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