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必死に逃げるけど、細い道に暗闇。
「……見つけた…」
「え!!」
さっきまで後ろに居たはずの男が突然前から出てきた
「僕からは逃げられないよ?君の事は何でも知ってるんだから…」
ニヤリと笑い、徐々に近付いてくる。
逃げようと思い、来た道を 戻ろうとした。
ズコッ!!
何かにつまづき、派手に前へと転んでしまった。
振り返った時には、私の脇腹には男が持っていたナイフが深く刺さっていた。
刺さるとは思ってもみなかったのか、ナイフがささっているのが分かった男は、動揺しながら逃げるように走り去っていった。
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