人間の原点はここにある

オレの妹が産まれる

オレに３歳年下の妹が産まれる。妹はまだ０歳だ。おふくろの号泣が部屋いっぱいになり響きオレは、何があったか全く知らない。ただ妹は玄関で倒れていた。親父は遊び人でろくに家にも帰って来ない。最悪な家庭だったと、もの心ついた時思った。すぐ救急車がサイレントを鳴らし家にきた。妹を山形県のとある大学病院にすかさず入院手術丁度親父も息を切らせながら飛んできた。おふくろは泣き叫んでいる。親父は怒鳴りまくってた。オレは意味がわからず、長い手術をまった。ぶじ手術は終わったものの寝たきり状態で妹をオレは、見ていた。親父とおふくろは泣き叫んでいた。手術の内容は脳内出血で成功とは行かず寝たきり状態で病院にだいぶ足をはこんだ。昔の手術だ。このやろ～子供ながら医者を恨んだ。妹はもう寝たきりで口も聴けない誰がいてもわからないいわゆる植物人間で７歳まで生きた。すでにオレは小学３年生になっていた。活発で悪ガキ頭も悪かった。体育だけがとりえでもあった。