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「あ、今朝のID少年ー」
窓の方から声が聞こえてきて、見ると校門で出会い、そして隣の席の少年が窓から入って来た。
「え?!ここ、二階…」
「上手い具合に木があんだよ」
ニカッと笑ってそう言った。
「しかも、ニ人そろって初日から遅刻な」
「正義のヒーローって言ったチャレンジャー…凄い理由だよね」
「イカすだろ?」
政宗はニ段ベッドを見て、
「ね、俺ニ階がいい。だって、よく言うじゃん。馬鹿と煙はなんとやら…って」
「それは自分で言うセリフじゃないと思う…」
晴海は苦笑いしつつ、
「うん」
と頷いた。
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