1927人が本棚に入れています
本棚に追加
「ユウトー、僕疲れちゃったぁ」
「もぅ…皇の甘えん坊さん」
イチャイチャし始めた2人を思わず見つめていた晴海の目を、観月が塞いだ。
「目が腐るぞ」
「は…はい…」
真っ暗で何も見えないが、どうやら政宗も目を塞がれているようだ。
「先輩方、後輩の目が腐ります。いちゃつくのはどうぞ自室でお願いします」
観月の言葉に、秋晴がからかうような口調で、
「嫉妬しちゃって」
と微笑む。
「しませんよ。気持ち悪い」
「キミらは僕のユウトを侮辱する気か?」
「いーえ」
観月の言葉が聞こえてきたところで、晴海は
「あの、先輩、目隠し外してもらえませんか?」
すると、観月はああ…と呟き手を離した。
最初のコメントを投稿しよう!