図書室にて待ってます

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「寮長」 ぐいっとドアと晴海の間に押し入り、服を着た政宗は秋晴を睨み付けた。 「なにしてるんすか?」 「あら何?私とはるちゃんの愛を邪魔するの?」 「安心してください。晴海から寮長に向ける愛はありませんから」 顔を見合わせての笑顔に毒がある。 「そうかしら?」 「晴海の胸には俺への愛が溢れてますから」 晴海が否定の意味で首を振る。 「違うって言ってるわよ」 にまあ~、と秋晴が笑う。 「ていうか、あなたたちに捧げる愛はありませんから!!」
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