幻か夢か

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『昨日の~終わりが~今日に続くとは~限らな~い~ ん?』俺は歌のを止めて、扉の開く音がした方を見た。 なんだ友達の誰かと想ったら、見かけ無い女性二人とは残念。 それにしても、今日は暇だ。何か面白い事があれば、いいのにな。ん?そういやさっき来た、見知らぬ二人は何処に行ったんだ? 居た居た。って…最悪だ。馬鹿で有名な奴に絡まれてる。奴の名前は何だっけ?そうだ。[堅一]だ。あーあ、あんなのには、関わりたく無いな。見ない振りするか… って、何故?俺を見るんだ?皆して何故、俺を見る?ちょっと待て、俺は何も関係無いはずだ。と想っていると、馬鹿が近づいて来た。 『よぉ、お前あの子の彼氏なのかよ?』ん?馬鹿が脳全体まで浸透したか?って待て待て待てよ?あっちに居る見知らぬ子が、助けてって顔で見てる。どうする?どうするよ?輝さん。よし、ここは違うと、はっきり言うか。って考えてたら、向こうから声がする。 『あのさ、あんた達みたいな馬鹿共が、麻琴に話しかけるなんて、百万年以上経っても無理なんだからね、お嬢様に何かあったら、後が怖いわよー』そうか、[麻琴]って名前なんだ。ってお嬢様…?(お嬢様=金持ち)これは、金持ちになるチャンスでは?よし。 『堅一、お前は馬鹿だなー、俺の彼女にちょっかいだすなよ』決まった。決まり過ぎだぜ輝さん。カッコイイぜ、日本一。日本だけじゃ狭いな。よっ世界一。なんて考えてたら、床が見える。
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