晴川家

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そんな事を考えながら僕はやっと春川家に着いた。 今でもだが、いとこの家だとは分かってても、言わば他人の家だから、何と無くだが、家に入るのをジャッカン躊躇ってしまう。 「じゃ飯でも作るか。」 そうして僕は今日も丈の夕食を作り始める。もちろん僕自身のもだが。 「そろそろ、丈が帰ってくるかな…」
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