春休み

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「マスター、コーヒーもう一杯。」 と僕が言うとマスターはヒラヒラと手を振った。 「もう辞めとけ。それで三杯目だぞ。それにコーヒー一杯で俺は何時間お前の愚痴を聞かなくちゃならんのだ。」 マスターはそう言うと店の奥へと入って行った。 渋々僕は喫茶店【風風】を出る。
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