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だるいながらも遅刻したら良太がうるさいので隆二はある程度自転車をとばしていた
頑張った甲斐があって
12時少し前に着いた
自転車を駐輪場に置いて下駄箱に行った
隆二は二年だから二年の下駄箱の所から入らないといけないがいつもとは気分をかえて一年の下駄箱から入った
この後、良太に携帯から
電話をした
リュウジ「リョウ、今どこ?」
リョウタ「二年の下駄箱」
リュウジ「なに⁉」
隆二は後悔した・・・
なぜかというと一年と二年の下駄箱は正反対の位置にあるからだ
リュウジ「今から行くね」
リョウタ「はやく来いよ」
リュウジはちょっといらついたが自分にも非があるのでなにも言わなかった
リュウジ「すまん」
と、一言
隆二は二年の下駄箱に向かう途中に独り言をいっていた・・・
リュウジ「なんか、りょうのやつ二年って言葉を強調してたような…」
またもや隆二の頭には二つの答えが浮かんだ
①・・・隆二の思い過ごし
②・・・俺が一年の下駄箱に入るところをリョウが見ていてわざと集合場所を二年の下駄箱にした
隆二は迷わず・・・・・・・・・
②を選択した
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