27773人が本棚に入れています
本棚に追加
/858ページ
「フフ…楽しみにしとくね」
優乃は笑いながら言い、俺達は席に戻った。
二限目は保健。
先ほどと一緒で、先生のかけ声と同時に、みんなは答えを書き始めた。
保健は俺は苦手な方だが、できる限りで答えを解いていく。
副教科は時間が短いので、チャイムが鳴るのが早かった。
今日はこれだけなので、帰る準備をしていると、優乃が俺の下に来た。
「この後家で遊んでもいい?」
「別にいいよ。誰が来るんだ?」
「舞と藍だよ」
優乃の答えに、俺は顔を引きつらせてしまった。
「そ、そっか。それで何時に?」
「12時半ぐらいだって。他の子も誘うらしいよ」
「分かった。じゃあ帰って準備しようか」
「ありがとう。じゃあ帰ろっか」
「おう」
そう俺は答え、光達に手を上げ、光達も手を振るのを見た後に俺たちは家に帰った。
最初のコメントを投稿しよう!