27776人が本棚に入れています
本棚に追加
家に着くと外は暗かった。
いつもは適当にご飯を作る俺だが、優乃ちゃんに期待されてる分、今日ははりきっていた。
「私も手伝う。何をしたらいい?」
「それじゃあ卵を割ってボールに入れて。その後に野菜関係を刻んでくれたら…」
そう言うと、向こうも張り切って野菜を刻んでくれた。
優乃ちゃんのおかげで用意は早く終わり、ご飯もすぐにできた。
「今日のメニューはオムライス。食べてみてくれ」
俺はそう言って器を優乃ちゃんに渡した。
一口食べて優乃ちゃんは美味しそうにほころぶ。
「うん、おいしい。やっぱ大河君天才だね!」
俺は顔が熱いのを感じ恥ずかしかった。
最初のコメントを投稿しよう!