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風呂から上がったら、優乃ちゃんはリビングでテレビを見てた。
「ごめんね。勝手にテレビ見てて」
「気にしないでいいよ。空いてる部屋ないからさ、親父達の部屋でいい?」
「うん。寝れたらそれでいいから」
優乃ちゃんは何故か残念そうな顔で言った。
「じゃあ、部屋の説明するからちょっといい?」
俺はそう聞くと、優乃ちゃんはうなずいた。
「分かった!」
だいたいの説明をして布団をベッドに敷いた。
今は優乃ちゃんしかいないので、布団は一枚だけ敷いてある。
隣のベッドはこのままにしてもらうことにした。
「用意できたから、いつでも寝てもらっていいよ」
「ありがとう。居候の身分なのに申し訳ないね…」
優乃ちゃんは本当に申し訳なさそうにしていたので、そこで俺は例の事を聞いた。
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