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「ごめんね。大河と彼女さん。光は私がちゃんとしつけとくから」
美希が謝ってきたので俺は思わず苦笑い。
しかし優乃ちゃんは何かに気づいたらしく、美希たちに質問した。
「もしかして…高城光君と須藤美希ちゃん?」
そう聞くと、美希たちもびっくりしていた。
「「う、うん」」
「やっぱり! 私だよ、優乃だよ! 覚えてる?」
優乃ちゃんがそう言うと、2人共、ハッとしていた。
「優乃ちゃんなの!? 久しぶりじゃない! 元気にしてた?」
優乃ちゃんはうなずき、美希達は笑顔を浮かべる。
俺たちは昔4人で何回も遊んだ事がある。
つまり幼なじみ。
おそらく優乃ちゃんは、光の名前が出てきて2人が分かったんだと思う。
こうして俺達は、また4人で揃うことが出来た。
この事は想い出の1ページに残るだろう。
俺達はそれぐらい嬉しかった。
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