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入学式も終わり俺達は教室に向かう。
俺達4人は何故か同じクラスだった。
しかも俺の後ろは光、隣は優乃ちゃん。
神様のイタズラとしか思えなかった。
ホームルームは担任とクラスのみんなの自己紹介からだった。
「えー、皆さん、入学おめでとう。一年間このクラスの担任を務める佐野太一だ。担当科目は体育。みんなよろしくな。じゃあ、左端から自己紹介してくれ」
担任がそう言うと出席番号順から自己紹介が始まった。
みんなが自己紹介していき、俺の出番になる。
「えーと、榊大河です。中学は清嵐学校で、今は隣の子と住んでいます」
俺は思わずそう言ってしまい、みんなはざわつきだす。
さすがにマズかったなと、俺は後悔してしまい、光の自己紹介が始まった。
「高城光です。中学は大河と一緒で、随時彼女募集中です!」
光の自己紹介はとんでもなかった。
みんなは笑っていて、隣の美希に頭を叩かれるはめに。
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