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「絶対大河に勝ってやる!」
光がそう言い、歌を歌い出す。
「光君も歌うまいよね」
「確かにね…これが光だとは思えないわ…」
美希が驚くのも無理はない。確かに歌う時の光はいつもと違う。
何故かは分からないが、いつもの雰囲気からは想像できない。
そう思いながら、俺達は拍子をしてた。
歌が終わると、俺達は画面に集中して採点を見てた。
結果は俺と一緒だった。
「くそー、同点かぁー…次は負けないからな!」
「ハハ…俺だって負けないからな!」
俺は笑いながらそう言うと最後に美希がマイクを持ち、歌を歌いだした。
「美希もうまいよな、やっぱり」
「さすが美希だな」
光の素直な発言を聞いたのか、美希は頬を赤くして歌っていた。
美希が歌を歌い終わると、俺達は何を歌うか考えていた。
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