27776人が本棚に入れています
本棚に追加
「はい!!じゃあ一人500円な!」
俺がそう言うと、優乃ちゃんが財布の中からお金を出そうしたが…
「あ…ごめん、大河君。お金が足りないみたい…」
優乃ちゃんは申し訳なさそうに言った。
「いいよいいよ。俺が出しとくから」
「でも大河君…」
「気にしないで。俺なら大丈夫」
「ありがとう…」
光からお金をもらう。
しかし千円だった。
「これ美希の分もな」
「いいのか、これで?」
「別にかまわねーよ。俺が決めたことだから。さっさと帰ろうぜ。もう暗いし」
そう言って、3人は歩いて行った。
そして俺はみんなを追いかけて行った。
家が近くになり、光が別れの挨拶を言う。
「じゃあここで!また明日な!!」
「あぁ。また明日な!」
俺もそう言って、光と美希は帰っていき、俺たちも家に向かって帰って行った。
最初のコメントを投稿しよう!