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スーパーに着くと、まず飲み物が置いてあるとこに行った。
「オレンジジュース以外で何がいい?」
「そうだね…炭酸が良いかな」
そう答えたのでコーラをカゴに入れ、最後は晩飯の材料を見に行った。
「さてと…何にしようかな…優乃ちゃんは何がいい?」
「いいよいいよ、別に。私のためなんかしなくていいよ」
少し申し訳なさそうに言われ俺は苦笑いしてしまった。
「別にいいんだよ。久しぶりに戻って来たんだから、そのお祝いみたいなもんだよ」
「ありがとう…大河君。私は大河君の料理だったら何でもいいよ。大河君の料理、私好きだから…」
優乃ちゃんは少し頬を赤くして嬉しそうに言った。
俺は一瞬ドキッとした。
優乃ちゃんが俺の料理を好きだなんて言うから…
これは優乃ちゃんの悪いくせだ。
すぐ好きと言うことが…
「ありがと…じゃあ俺特製の料理を作るよ!」
優乃ちゃんが期待してるんだ…その期待に答えないとな!
気合いを入れ俺達は家に帰ることにした。
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