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お父さんは、特に低収入という訳ではありませんが、それでもかなりの借金をしないと無理なようで、
夜中、子供達が寝静まった後、お父さんとお母さんが本当に困った様に話しているのを、私は神棚から見ていました。
私は何だか、とても可哀想に思えてきました。
もしかしたら、末の子達が自由に進学出来なくなるかもしれない。
お母さんがそう言っていたからです。
お金が理由で末の子が進学出来ないなんて、そんな可哀想な事は出来ません。
『宝くじ』なるものを神棚に供えられ、「当たりますように!」なんてお父さんに拝まれたら、力を貸さずにはいられません。
ここは、私が家族の為に一肌脱ぎましょう!
お金の事と言えば、やっぱり恵比寿さまですよね。
さっそく頼みに行きましょう。
私の頼みを聞いてくれるかはわかりませんが、家族の為に頑張ります。
私は神棚のネットワークから、恵比寿さまの元へ急ぎます。
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