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ジャンヌはそのまま言葉を続けた。
「閻魔(えんま)を倒せ。」
「閻魔?閻魔って地獄にいる閻魔大王のこと?いるわけないじゃん。」
カイトはバカにしたような口ぶりでジャンヌに言った。
「…私は人の魂が入った剣だ。それぐらい貴様にも分かるだろう?」
カイトはそうだったのかと思い、適当に相づちを打った。
「なら閻魔がいてもおかしくはないだろう。」
なんだか上手く言いくるめられた気がしたが、カイトは頷いた。
「2年だ…2年間でお前を強くしてやる。」
「あっそ。」
カイトはどうせすぐ飽きるだろうと思ったので、適当な返事をした。
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