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カイトたちが倒そうとしている閻魔がいるという山のふもとまでやってきた。
「カイト…何かいるぞ。」
「分かってる!出てこい!」
カイトが叫ぶと木の上から男が降りてきた。
「閻魔の手先か?」
「いかにも。我はヴァンパイア。」
ヴァンパイア…それは人の生き血を好み、血を糧(かて)として生きるもの。
しばらくカイトとヴァンパイアは睨みあった。
「来ないのなら我からいかせてもらう!」
ヴァンパイアは物凄い速さでカイトに向かってきた。
しかしカイトに見切れない速さではない。
ヴァンパイアがカイトの目の前に来たと同時に、カイトはヴァンパイアの後ろに回り込み、剣を振った。
「ぐわぁぁ!」
ヴァンパイアは地面に膝をついた。
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