コロ助とキテレツによる。ジェンダー的役割の考察

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コロ助とキテレツによる。ジェンダー的役割の考察

やはり男たるもの、たまにはニュースに対して鋭いメスをいれる必要があろうもん。日本の夜明けぜよ。というわけで、今最も熱いニュースは「ジェンダー」についてです。ジェンダーの意味が分からない方は、田嶋先生に謝って下さい。このニュースに対する僕の意見を言う前に、僕が意見をいう権利があることを説明します。①イカをおろせます。②魚の鱗は大根でとります。③漬物、作れます。等々、言い出せばキリがありませんが、強いてもう1つ挙げるならカクテルも作れマンモス。パォー。うん。クズだね。つまり、性差的には女性の仕事と思われる事も、私はつつがなく、こなしております。 (ここからは、キテレツ大百科風に書きます) コロ助(以下、殺助)「ムムム…キテレツ、不思議ナリヨ。女にモテる事と、料理を作れる事の因果関係が分からないナリ~。」 キテレツ(以下、キテ)「いきなりの、際どい問題提起だね。女の子は、家事に理解のある男が好きなんじゃないかな?」 殺助「でもアメリカでは、家事も育児も仕事も完璧に、こなしてた夫を、訴えた奧さんがいるナリ~。」 キテ「あぁ。『家庭内での自分の役割を全て剥奪された』っていうのが、その理由だったね。」 殺助「そうナリ~。」 キテ「おそらく、夫婦関係はお互いの助け合いの上に、成り立つはずが、夫の力のみの上に成り立ったのがこのケースでは問題だったんだよ。」 殺助「と、いうことはこのケースでは、夫はジェンダーフリーな考えを持っていたナリか?」 キテレツ「結果論では、そうだろうね。補足するなら、奧さんがジェンダー的な考え方から脱却出来ていなかった可能性もある…。」 殺助「であるとするなら、男性のみにジェンダーフリーを訴える前に、女性に対するジェンダーフリーを広めなければ、真にジェンダーフリーな社会は望めないナリ?」 キテ「それはどうだろう。ケースバイケースだと思うよ。現に発展途上国の中には、両性が等しく働き、等しく育児もするのが当たり前と思われている国もあるしね。」 殺助「でも、発展途上国にある水平的平等は、労働の大半が農業等の第一次産業だから、成り立つものナリ。」
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