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近藤―――
近:「フンッ、フンッ、フン~♪」
(一姫:近藤に興味はないので視点を土方に合わせてみる。)
土方が窓を拭いている。
土:「まったく、総悟のせいで。」
コンッ、コンッ、コンッ
嬢:「あぁ、お前はヒジカタとか言うヤツだったな。」
土:「あっ、あぁ。」
嬢:「お前に質問する。お前にとっての新撰組ってなんなんだ?昔の仲間だったやつに、疎まれても新撰組にいる理由って何だ?」
土:「なんだ?お嬢様は新撰組に興味でもあるのか?」
嬢:「私が問うてるのだ!!」
土:「おっかない、お嬢様だね。いる理由?……―土方さんがいるからだ。」
このお嬢はなんで新撰組にそんなに興味があるんだ。
それにしても、お嬢は何歳だ。―……みた感じ14・15歳。
総悟より幼い感じがする。
でも、なんだこの女。
強い、強いものを感じる。
髪の毛は黒。肌は透けるような白。目の色は黒。
まぁ、近藤さんが美人っていうのも分かる気がするがな。
嬢:「お前が答えた変わりに私も答えてあげよう。私が新撰組にこだわる理由。それはお兄様……――。(急に黙る)」
土:「あにきがどうかしたのか?」
嬢:「ここまで話したからよかろう。続きはまた後だ。(不敵な微笑み)」
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