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「おはよう巌鉄さん」僕は挨拶をする
「おークソガキどこか行くのか」と返してくれた端から見ると誰もいないように見える
この人もねねかの事を知っている人だ名前を巌鉄という
今は幽霊だがねねかのいた時は木刀を振り回すくらい元気だった
「久(ひさし)のところに行くところだよ」僕は巌鉄さんに向かいそう言う
久は僕の親友だ
昔からの
「暇だなー」ねねかはいつものごとく僕に向かってそんなことを言ってくる
「ねねかはいつもそれだね」と僕は笑いながら返す
「いいじゃん本当に暇なんだから」ねねかは拗ねたようにそう言うが側にいるからホントに拗ねてるわけではないみたいだ
「暇なのはいいけど久が今日来るんだけどこないだみたいな事はしないでね」僕はねねかにくぎを差す
「あれはあいつが私を否定したから」とねねかはバツの悪そうに言ったところに久が来た
「こんにちはー悠いるかー」久はそう言って部屋に入ってくる
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