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こんな事を考えるなんて……何かがあるのではないか…?
今の私でさえもメッセージ感じさせ、夢にも見せる…。今の私をには到底想像もつかないような大きな何かが―――――
「ゆぅーなー?」
「!」
吃驚して理都子の顔をみる。
その様子に理都子は呆れた顔をして言った。
「今また自分の世界にトリップしてたわね?」
自分の世界…?
…うーん……なんか違う気がする…。よし、否定しておこう。
「いや…そう言うわけでも…」
「え?あるわよね?」
「……はぃ…。」
理都子の結論は早いなぁ……。
というか私が人の意見に流されやすいのか。
妙な納得をして、自分の言った言葉にわざわざ理由を付けた。
……否、訂正。自分の言葉に自分自身で言い訳をした。
「りつー?」
突然、理都子を呼びかける他人の声がした。
…ちなみにこの呼び方をする人はこの学校で一人しか居ない。
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