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あやかは卒業と同時に仕事も決まっていて、私は仕事も大学も決まっていなく別々の道に進んでしまい、とうとう私はあやかを引き上げる事すら出来ないまま、傷を残したまま別れた。
それから携帯で少なからず連絡もしていたが、それも途絶えた。
それから、何ヶ月か何年かたって、虫の知らせの如くあやかは同じ職場の人と結婚したとの事だった。
私は卒業した時、母から
『良く頑張ったね』
と言われた時、何もしてあげられなかったが、涙が出た。
END
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