序章

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あの日から数カ月が過ぎ『私』は、おばあちゃんの家で平和に暮らしていた。まるであの歪みの日々が夢に思えるほどだ…。だけどもそれが夢ではないというのをチェシャ猫の頭が証明している。猫は私の部屋の押し入れの中で生活してる。…だから最近臭くなってきたけど。猫はあいかわらず変わらない。口癖もあのネズミ男みたいなフードも…そしてにんまり顔も。
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