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「さぁ…アリス…黒の女王様のもとに行こうか…。」
「………。」
「アリス…?さっきからボーッとして…どうかしたのかい?」
問掛けの途中で正体のわからない人の声が耳に入った。
「え?……何か言った?」
「いや…何も。さぁ行こうか…。」
「…えぇ…。」
私と正体のわからない人は歩を進めた…。一歩…一歩と。どこに行くのかわからないまま…。
廊下はまだ、先が見えないほど長い……。
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