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イヤ…なんでこんな事になったのっ！
普段､運動と言うものをあまりしてなかった為､すぐに息切れをした｡
「ハァハァ……」
黒兎のアルノールがついてきていないか､振り返りながら走っていると､何かにぶつかった…｡
「…すみません…｡」
顔を見ないまま私は謝った､顔を上げぶつかった人を見ると､白いｼｮｰﾄﾍｱｰで少し跳ねた髪に､色白な肌､紅い瞳で丸い眼鏡をかけていた｡身長は155cmの私より大きくて､だいたい170cmから175cmぐらいだった｡服装は､白のｽｰﾂに､赤のネクタイをしていた｡
「大丈夫…ですか…？」
「あ…はい｡…ぶつかってしまいすみません…｡」
突然ガサッという音が聞こえた｡
「…時間ですか…｡さぁ…薔薇が起きます！僕についてきてくださいっ！」
「…えぇ…｡」
ぶつかった男の人に､手をひかれ､また走りだした｡
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