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夜中…
蝉のうるさい泣き声にふと目を覚ました私。
むくっと起き上がる。
ふと…
右に寝てる子の方をみると…
枕元に…
赤い着物をきた女の子がうつむいて正座をしていた。
おかっぱ頭の女の子。
女の子の顔が動いた瞬間
私は怖くなり…
掛け布団を頭から被った…
まだ蝉はせわしく鳴いている…
左に寝てるおななじみを叩いて起こすが起きない…
もうガチガチに身体中に力が入ってる…
急に蝉が鳴きやみ…
辺りは静けさを取り戻した。
もう一度幼なじみを叩いて起こした。
すると…
『何…?どうかした?』
起きた…
『今蝉が鳴いてたんだけど💦』
『知らないよ💦』
『あそこに女の子が…』
いない…
また怖くなり頭から掛け布団をかぶって眠りについた…
これが始まりだった…
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