それぞれの時間

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――――――――――――昼休み 俺は真実と学校を探検していた。 「真実 こっちは何があるんだ?」 「こっちには屋上があるよ、一緒にお弁当食べよ」 「まぁ 昼休みだからいいけどさ・・・・」 屋上へと続く階段をかけ上がりドアを開ける・・・・その先に広がる青空がとても清々しかった。 「あれー誰かいるよー?」 そこにたたずむ少女どこか寂しげで・・・・・ 「そんなところで何してるんだ?」 知らない間に俺は彼女に話しかけていた。 「関係ない・・・・・・・・・・・・・・・・」 「そうですか・・・・・・・・・・・・・・」 冷たい瞳がどこか切なく・・・・ 「ほら早くお弁当食べよ」 「おう・・・・・・・・・・・」 今の時間がとても幸せだった
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