歌を歌う少女

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「はぁ~食った食った~」 一通り部屋の片付けが終わったあと夕食を食べた。 「今日は色々あったからもう寝るか・・・・・」 電気を消して眠りについた。 ―――――――これは夢? 女の子が大きな木のところで歌っていた。歌っているのに泣いていて・・・・・・・・ 気付くと朝になっていた。 「夢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 不思議な夢だったけど懐かしい夢だった。 「おはようございます」 「あ~ おはよう梨木」 「真実 これからどこか行くのか?」 「うん 部活でね」 「へ~頑張れよ」 「うん、梨木の応援があれば百人力だよ」 真実は部活に行ってしまった。学校は明日からだから暇だった。 「暇だから散歩でもしてくるか」 まだ町には馴染んでないから少し楽しみだった。 「お出かけですか?」 「ええ・・・・・ちょっと探検に行ってきます」 「お昼どうします?」 「適当にすましますよ」 「わかりました。では、夕飯までには戻ってきてくださいね」 「はい わかりました」 俺は元気よく飛び出して行った。
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