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―――――――――――――朝
小さな小鳥たちが戯れる木漏れ日が注ぎ込む朝。鳴り響く目覚ましの音。
朝だぞ起きないとキスしちゃうぞ
「うおぉーい なんだこの目覚ましの声は・・・・・・?」
目覚ましの声は真実の声が録音されていた。
「こんな目覚まし時計じゃすぐ起きちまうよ・・・・はぁ~眠い・・・・・・」
たまに早起きした時とは違い少し眠気が残るがそろそろ起きなければ・・・・・
「おはようございます・・・・・」
「おはようございます
お早いですね」
「ええ・・・・ちょっと目覚まし時計が強力で・・・・・・・それで真実はまだ起きてないんですか?」
「ええ まだなんですよ」
「じゃあ 俺が起こしてきましょうか?」
「お願いします」
俺は未希さんに言われて真実の部屋に向かった。
真実の部屋のドアを開けて中に入るとそこにはパジャマ姿の真実がいた。
「ほら、真実起きろよ」
「むにゃむにゃ・・・・・・・梨木?」
「ほら朝だよ・・・真実起きろ」
「起きるからこっちに来て」
「なんだよ・・・・・・・・・・・・・・」
俺が声を出した数秒後俺の唇と真実の唇が重なった・・・・・・その感触も何故か懐かしかった。
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