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・・・・・・・・・・。
「はぁ――――――――――っ!?」
日照「っ!?」
神田「だからな、そんなに虐めるなよ?お互い了承済みなんだから。あっ、MSじゃないぞSMだぞ?」
一様庇ってるようなのだが、事態を悪化させている神田の発言。
クラス中が唖然となった。
男子生徒「じゃ、じゃあ日照ちゃんがSで神田君がM?」
神田「いいや、俺もSだっ!」
新垣「だったらダメじゃん!SSじゃん!ただの、争いじゃん!」
神田「Sだって打たれたい時だってあるんだよ。とにかく!日照ちゃんは故意でやったんじゃないんだよ!遊びのような物だから気にするな!」
「でも、やっぱり怖いよね・・・。」
「変な言葉も喋ってたし・・・。」
神田のフォロー(?)で、ある程度のざわつきは収まった。が、それでも尚、まだ納得のいかない者がいるのは事実だった。
そこへ
???「もう、その辺にしたらどうだ?」
誰かが声を上げた。
「で、でも・・・。」
「な、なぁ・・・。」
???「やられた奴がいいって言ってんだ。それでいいだろ?」
そいつはざわつく方をギロリと睨んだ。
一緒でざわつきは止んだ。
新垣「神田・・・あいつ・・・。」
神田「あぁ間違いないな。」
千春「??(・_・)」
神田と新垣のやり取りに千春はポカンとしている。
神田「千春は知らないのか~。あいつは・・・。」
田丸「七津野 天次だよ。」
神田「俺のセリフ・・・。」
千春「七津野 天次??何か聞いた事があります・・・。(・_・)」
神田「あいつは・・・」
田丸「あの人は特殊暴走族『ピース・クリエイター』のリーダーなんだよ。」
神田「また俺のセリフ・・・。」
千春「・・・特殊暴走族?・・・ピース・クリエイター?」
千春の頭に『?』が出た。
神田「特殊暴走族ってのはな・・・」
田丸「特殊暴走族ってのはね、警察が公認した、悪事を働く奴を独自に捕まえる暴走族だよ。No.2の青崎 刃が警察のトップの人の息子で、それで認められてるんだよ。入るにはそれなりのテストがあるみたいだよ~。」
神田「またしても俺のセリフ・・・。」
千春「へぇ~そうなんですかぁ~(・○・;)」
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