パーティーって言っても知らない人ばかりだと気まずい

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菜之「アハハハ!何緊張しちゃってるの~?んで?あと、あなたは?」 日照「!!」 日照はビクッとして、さらに天次の後ろに隠れる。 が、このまま答えないのでは失礼に値するし、菜之に何をされるのかわかった物ではないので、少し顔を出して自己紹介をした。 日照「せ、聖天寺 日照です。」 菜之「聖天寺って・・・。あ~あ~!あなたが理事長の妹!?」 日照「ビクッ!は、はい!」 菜之「あっ・・・ごめんごめん!大声出したからびっくりしちゃった?」 日照「い、いえ。大丈夫です!」 本当は心臓が張り裂けそうな位ドキドキしている。 菜之「ふ~む。妹ちゃんか~・・・。」 菜之は日照をじ~~~っと見つめる。 日照「な、何でしょうか?」 見つめられているせいか、日照の顔は少し赤くなっていた。 すると、 菜之「おいで~♪」 日照「わわっ!」 菜之は天次の後ろに隠れている日照を捕まえ、抱き抱えた。 日照「なっ、菜之先輩!?///」 菜之「かっわいい~❤」 菜之は日照をぎゅっと抱き締める。 日照「く、苦しいですよ~!菜之先輩~!」 菜之の腕の中で暴れる日照。 それがさらに可愛さをます。 菜之「もう離さないよ♪」 日照「えぅ~~💦」 日照は逃げられなくなっていた。
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