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~入学生徒受付所~
神田「あの~すみません。」
???「は~い。あっ!神っち!やっぱ来たの~!?」
神田「久しぶりですね。菜之先輩。」
受付の女性は神田と千春の中学の時の1年上の先輩 夏目 菜之。
菜之「千春っち!久しぶりっ!」
千春「お久しぶりです(^_^)」
神田「受付にいるってことは委員会にでも入ったんですか?」
菜之「いや~・・・先生が無理矢理ね~・・・。」
神田「そうでもなきゃ入らないですよね・・・。」
ガスッ!
神田「・・・つっ!!」
菜之は受付の机の下から神田のスネを蹴った。
菜之「・・・何か言った?」
神田「いえ、何も・・・その眉間に影ができたような笑顔は止めて下さい・・・怖いですから。」
千春「そ、そういえば名取先輩はどこですか?σ(^◇^;)」
名取「ここだよ~♪千春ちゃん♪」
菜之の横からひょっこり現れた男性は同じく1年上の先輩 名取 京水。少しお気楽な性格だ。
神田「ちぃ~っす。何時も菜之先輩と一緒ですね~名取先輩。」
千春「先輩方、そのまま付き合っちゃえばいいんですよ~o(^-^)o」
名取「そんな無茶な。」
菜之「そんな無茶な。」
神田「あっ、ハモった。」菜之「こいつとはただの腐れ縁よ~。」
名取「そそっ!ただの腐れ縁だよ♪」
千春「小学、中学、高校で一緒って・・・・・凄い腐れ縁ですね(^_^;)」
神田「見えない手錠でも掛かってんじゃないですか?」
菜之「あ~、かもね~・・・。まっ、貴方達も同じもんよ~♪」
名取「君達こそ、そのまま付き合っちゃえば?」
千春「そっ、そんな!(* ̄□ ̄*)」
神田「ムリデス。」
千春「Σ(;□;)」
菜之「あら、振られちゃった。まっ、神っちの好きなのはぺったんこの娘だもんね♪」
名取「世間ではリモコンって言うんだよ。それ。」
神田「リモコンじゃないでしょロリコンでしょ?しかも違いますから。ただ貧乳が好きなだけですから。」
新垣「コイツはまだそっちの方に覚醒してないんですよっ。」
神田の方に手をかけ新垣復活。
神田「何処から沸いてきた?」
新垣「俺はカビか!?」
神田「何処からでも沸いてくるからな。カビの中でも一番しつこい奴だな。」
新垣「・・・じゃあ、その醜いカビめの後ろをご覧ください♪」
神田「げっ!」
新垣の後ろには受付を待っている行列が出来ているようだ。
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